「自慰行為させたら目覚めるはず!」なんて発言、昭和の香りがぷんぷんするのは私だけでしょうか。 ジェンダーの話題に関しては、毎度ながら日本社会の節度に疑問を感じざるを得ません。息子がかわいいランドセルを欲しいと言っただけで、家族が「これは問題だ」と大騒ぎして、それで何が変わるというのでしょうか。
色や服装に対する過剰な反応を見るたびに、「まだそんなこと言ってるの?」と拍子抜けしてしまいます。ジェンダーの壁を乗り越えようとする子どもたちが、大人からの「男ならこうあるべき」「女ならこうしないと」といった束縛で成長を阻害されることは、本当に悲しい現実です。
もちろん、私もこの話を聞いたときには、「この親はどうなるのだろう」としみじみと思いました。しかし、驚くべきは、これが現代日本のまだ一般的な反応であるという事実。家族の期待に応えられないことが罪であるかのような空気に耐えきれず、子どもたちはどれだけの重荷を背負っているのでしょうか。
「男だから」「女だから」といった枠組みを取っ払った先にある自由な選択、それこそが子どもたちに与えるべき未来の形でしょう。
ネットからのコメント
1、仮に性同一性障害の診断を受けているなら話は違うのかもしれないけど、可愛い系のランドセルを息子が選ぶようなら、もっと無難な色を選ぶよう誘導させるけどね。小学生にジェンダー感を理解させるのは難しいがゆえに、からかわれる等いじめの対象になり得るから。価値観の押し付けはよくないが、なにが「大多数」で「一般的か」を教えるのも親では?昨今の多様性を子供に理解させることや親が理解することは大切だけど、親が気を使ってジェンダーレスを用意してあげるのは違うと思う。
2、子供の好みなんて年と共に変わるんだから子供自身の好きにさせておけば良いと思う。それに、小さい頃は親が喜ぶ顔を見て子供が物事を決めるふしもあるけど、それなりに育ったら今度は親より友達優先になったりもする。嗜好はコントロールなんかできないし、無理にする必要もないだろう。記事にある自慰うんぬんの話は本当かよと思うくらいに勘違い甚だしいな。価値観どうこうじゃなくて受けてきた教育の環境が問題なんだろうか。まともな性教育を受けないと、まともな人間やひいてはまともな男にも育たないという実例かね。記事とはケースが違うが、性犯罪やらかすやつとか女性嫌いの女体好きみたいな、男女で考え方が違うみたいな性別と人格を混同する発想の延長にある気がする。
男女で別の生き物だと思ってるみたいな。じゃなく、立場の差が考え方の差を作るだけだろう。そう捉えられないと、お互いの理解もできないわな。
3、色ぐらい、好きなものを選ばせたらいいと思う。スポーツのユニフォームだってチームごとにカラーリングがあって、誰が何色を着ていても違和感はない。
4、日本国民には「幸福追求権」ってもんが生まれながらに保障されている。政府でさえ、親でさえ、誰であってもその人が「自分らしく生きること」を止める権利は無い。他の多数の権利を害さない限りはね。個人の好きな色が何色か?なんて、社会全体に不可逆的な悪影響を与えるわけもなければ、LGBTQに該当したとしても同様に影響なんざあるわけもない。ましてや、その趣味嗜好や属性をイジメの道具に使うのならば、悪いのはいじめる側に他ならない。「イジメの対象になるから矯正すべき」などという主張は、権利への冒涜ではないかと思う。恐怖に屈し、権利を放棄せよと言っているに等しい。それが正となるようなら世も末だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/889831947f13e69b9d005da7c9674b5a4f099015,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]