北海道福島町での最近のニュースを目の当たりにして、まず感じたのは、「このクマ、まるでホラー映画の主役だな」と言わざるを得ない。佐藤さんを襲ったこの猛獣がDNAで同定され、過去にも死傷事件を起こしていたことがわかったのは、人間の科学の勝利なのか、それとも自然界からの警告なのか。そもそも、どうしてこんな危険生物が何年も野放しになっていたのか、そこに無関心さを見てとれる。
また、現代においてまだハンター頼りで事態を収束させるというのも、何とも言えないものだ。「月崎の住宅街に出現した猛獣をハンターが始末」、まるで時代劇かと疑いたくなる。テクノロジーがこれだけ進んだ時代にもかかわらず、狩猟文化の延長線上にいる自分たちを再認識させられるが、どうにかして平和的解決策が見つかることを願う。
我々の周囲に潜む自然の脅威に気づかないふりをするのは、いつまで続くのだろうか。 日常が戻ったと安堵するのか、それとも今一度、自然とどのように共存すべきか考える時なのか。
ネットからのコメント
1、住民の方々の毎日安心して外出出来ない・眠れない中での極限迄張り詰めた緊張状態も、これで多少なりとも緩和されれば と思います。危険な任務の中、クマを確実に仕留めて下さった ハンターの方には本当に感謝と敬意ですね。
2、襲われているところを目撃した方が駆除した個体より一回り小さかったと証言していたから別の個体だったのかと思ったら同じ個体だったんですね。とりあえず、人を襲うことを覚えたクマを駆除できたのは良かった。人を獲物と認識したクマは何度でも人を襲いますからね。
3、なんだろうね、最近熊が人を襲う事故が多発している。そして、熊出没の可能性がある地域に住む住人は当然ながら市街地に出没しないように一定量の熊駆除を願う。一方で先日も、本当に印象操作好きなテレビが市街地付近に現れてしまった子熊の映像をかわいらしい場面を編集して映していた。あんな映像を見せれば、熊の被害を全く受けない所から騒ぐ連中に極上の燃料を注ぐだけなのに、本当にテレビは、洗脳するように興味を持たせようと偏った情報ばかり流す、しょうもない機関になり下がったもんですね。
4、付近に棲息しているのはこれだけとは限らない。恐らくはもっといるはず。犠牲者を出した教訓を生かし、待ちの姿勢ではなく重装備の上でこちらから山へ乗り込んで熊を徹底的に駆除するべき。人と自然のバランスが崩れている以上、人間側が調整に動かない限り、悲劇はまたどこかで繰り返される。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f5bfd81a60d7b5af1a9fcec20ee0a659babc8b2d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]