外国人が犯罪増加の原因だとは、まさに「偏見に基づく推理の最上級」ではないでしょうか？多数の政治家が、まるで外国人が日本を犯罪都市に変えようとしているかのように説得しようとしていることに、もはや驚くこともできません。ここ数年で外国人による摘発件数がピーク時の3分の1まで減少しているにもかかわらず、事実を無視してデマを拡散する様は、もはやコメディを通り越して悲劇です。

沖縄選挙区での半導体企業に関する発言も一例です。「外国人の上司にペコペコしなきゃいけない」という恐れを煽る姿勢には、「自分の無能さを外国人のせいにする」という古典的な責任転嫁を感じます。外国籍管理職がわずか数％の企業で、「社長はみんな外国人になりかねない」とは、一体どの世界線の話でしょうか？

犯罪統計を見れば、不同意性交などは全体として増加しており、外国人を特に悪者にするのは事実を斬るつもりが自らを斬っているとしか言えません。構造的な問題を外国人に押し付けるよりも、私たちはもっと根本的な解決策に目を向けるべきです。つまり、「事実は目の前にあるのに、見ようとしないのは選択的な盲目」と言えるのではないでしょうか？

ネットからのコメント

1、こういうファクトチェックまだやってるんだね。

犯罪の中身が重要だよ、防犯カメラやセキュリティ意識が高まったおかげで窃盗等が劇的に下がってるから全体数が減ってる。 でも性犯罪や傷害事件などは２０年前と比べても右肩上がりで増え続けてる。 琉球新聞は性犯罪は増えてるけど窃盗は少ないから治安良くなってると言いたいのか。 個人的には盗みがいくら減ろうが強姦が増え続けてるなら深刻な治安悪化だと思うけどな。

2、外国人への対応を問題に掲げている人は、単純に摘発件数の数を問題視しているようには見えません。なんか微妙にズレた分析をしているような?実際はなんとなく、外国人がこういう行動を取った場合は犯罪として扱うか扱わないか、その辺の線引きを見直そう、みたいな話をしているのだと思います。なのでこれまでの定義で犯罪にカウントされているものを数えたところで、それがファクトチェックにはならないんじゃないですかね?もし、記事を書いた人が、微妙に論点がずれているのを承知のうえで、ちょびっとすり替えながら読み手を自分と同じ意見に持っていこうとしているなら、報道ついでに自分たち好みの世論を拡散している感じで、特殊な新聞社なのかなって思います。自分と違う意見の人が増えるのが嫌だとしても、どういう意見が増えているのか、とりあえずその中身はズラさずに報道した方が、報道機関としての信頼度は上がると思います。

3、データソースがはっきりしてないけど、全国刑法犯件数統計かな？これだと、道交法違反、麻薬取締法違反、入管法違反、軽犯罪法違反等が含まれていませんので、実態を表していると言い難いです。

また全国件数なので外国人がほとんどいない地域が大半です。埼玉県警の犯罪統計だと、外国人犯罪件数はかなり増えてます。

4、犯罪よりも「払った年金保険料を一時金で返却可能な外国人が、無年金で生活保護になる問題」を議会が多数、提起している。「年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書」で検索してください。帰省のとき、脱退一時金として、ボーナスのように受け取り、年金保険料納付期間を0にする外国人が再入国して、無年金や低年金高齢者になり、生活保護になる問題を、多くの議会が問題視しています。50年後は彼らの生活保護の税金負担が大きくなるでしょう。