人生は一度きりで、どれだけ真面目に生きても、報われる保証はない。それがまさにこの話の核心だ。人生とは、努力が報われないこともあるゲームに過ぎないのだ。木村さんのように年金だけではまともに暮らすことができず、部屋ひとつ借りられない現実に直面する。これが「持ち家派」でない賃貸派高齢者のリスクだ。問題を根本から考えれば、日本の高齢者政策がいかに貧弱であるかが露呈する。全然「先進国」の名に値しないのがこの国の高齢者福祉の現状だ。
なぜ年齢によって住まいが制限されるのか。高齢者を敬うべき世代とするなら、住む場所さえも選べないという現状はどこから来ているのだろうか。国は「住宅セーフティネット制度」で解決策を提供しているというが、現実に浸透しているか疑問。制度設立は満足するためのアリバイに過ぎないのではないか。
私たちの人生の道筋はどう選ばれるのだろうか。努力が無駄になるかもしれない環境で、我々は何のために生きているのか、自問すべきだ。ここでの問題は、無責任の策略で覆われた社会基準にどう立ち向かうか。未来をどう作り上げていくのか、その設計図は我々自身にあるのではないか。この現実が魅せる無情な悲劇に対し、皆さんはこの答えの欠如に対して何を変えるべきだと感じますか。
ネットからのコメント
1、これだけインフレが進んでいる今どきに三万円の部屋は希少かもね。これから、どんどんなくなっていくでしょう。まだ、都内にも安い風呂無し物件はあるけど、リフォームや修繕を考えると、大家はほとんど家賃収入もなくボランティア状態でしょう。国民保険は安いけど、現役のときの賭け金も安い。自営業はそこも見越して現役時代に貯めておかないと老後きつくなる。それで生活がきついのは厳しいようだが自業自得かと。地方にいけば三万の部屋なんてまだまだあるから、年金だけが頼りなら移住も検討しては?都心部は月七万円で暮らせる場所ではありません。
2、「真面目に生きてきた」この言葉に定義はないが、真面目に生きて来た人なら、自営をするにあたって自分の将来の年金がいくらで、不足分をいくら貯めないといけないかを計算して準備するだろう。そしてそれが出来ないレベルの商売なら早々に見切りをつけて雇われ人になる決断も必要となる。自分の老後まで自分で責任を持つのが「真面目に生きてきた」ことの証であることは忘れてはいけない。現状を見る限りこの人は結果論として、真面目に生きてきたとは言えない。
3、2年前に65歳でアパート探したけど何軒も断られた。探す場所変えて田舎のこじんまりした空き家を安く借りた。畑あるし古い軽自動車で買い物も行く。寂しい場所だけど夜は涼しく過ごせる。
4、なんでアパートと場所に拘るのだろう?安くなら公営住宅を前から探しておくとか出来たはずです申し訳ないけど真面目にとは言うけど先を見越した生活が出来ていないからの今一生賃貸と言う若い人も多いけど、民間のアパートなんて年金良くても高齢者には貸さないよ事故物件となるのが嫌だから、公営住宅は高倍率だし良く先を考えてねと思います
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a9cd44c4c0d3a97f51da5663bb1afdc66955edeb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]