ああ、また「優しさの化身」扱いかよ、大谷翔平。
確かにね、カーショーがブチギレてる横に、何も言わず、でも隣に“少し距離を取って”座った——この行動が美談になるのは分かる。でも、これを「神対応」だの「気遣い王子」だのって持ち上げまくる風潮、正直ちょっとゾッとする。
“沈黙=美徳”っていつから日本の美談テンプレになったんだ?
しかもSNSじゃ、「距離を取った優しさ」とか「空気読んだね」って声が多数。でもそれ、言い換えれば“何もしてない”ってことじゃん。黙って隣にいるだけでこんなにも称賛されるなら、私だって毎日神対応してるよ。満員電車で知らん人に近づかないようにしてるし。
もしかして今の時代、本当に求められてるのは“行動”じゃなくて“雰囲気”?
翔平が悪いんじゃない。むしろ、翔平はいつも通り。問題なのは、それを「美談」として脳死で消費する側。優しさを強制的に読み取る空気感、それこそが“優しさハラスメント”なのでは?
優しいと思うのは自由。でも、「優しく見える行動」に意味を詰め込みすぎたら、いつか“本当に苦しんでる人”の声がかき消される。
本当に必要なのは、沈黙じゃなくて、向き合う勇気だ。
ネットからのコメント
1、いつも大谷選手の細やかな心遣いには感心する。エキサイトしたカーショーには誰も近づけないだろうし、彼自身も様々な感情が渦巻く中、話しかけられるのも困るが皆に引かれる状況も辛いだろう。しかしフリーマンの怪我が心配だ。彼の好機に強い打撃があればと今日も強く思った。
2、何か会話をしていましたね。カーショーが怒っていたのは、味方がエラーをしたからというよりは、四球を出したこと、マウンドを譲らなければならない不甲斐なさにではないでしょうか。
3、大谷の魅力はその類いまれなる実力のみならず優れた人間性にこそあるのではないか。決してこれ見よがしでもなく常に自然体。その器の広さこそ彼の最大の魅力だと思う。
4、入団前にはいろいろと行き違いもあったが、ドジャースの旗印はカーショウから大谷へと譲渡されつつある。負けず嫌いな投手大谷は、不本意な降板を余儀なくされた先達カーショウの気持ちが人一倍に理解できるので、なんとか寄り添う気持ちがあったのだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/77d453e1154910f60101a2bde4178bef80c6877f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]