珍しくも「自分を責める」コメントを聞いたと思えば、巨人・阿部監督の言葉には、なんとも拍子抜けしてしまった。正直言って、負け惜しみの美学とでも呼びたくなる。選手たちに「荷が重い」と同情するのは自由だが、本当に「なんとか勝たせてあげる」気持ちがあるなら、行動で示すべきなのではないか。

その場しのぎの言い訳や抽象的な目標ではなく、指揮官には鮮やかな采配を見せてほしい。これではまるで、映画のエンドロールが始まるその瞬間まで、あくびを我慢している観客の気持ちのようだ。「あともう一歩まで来ている」って、それを何度も聞かされてきたけれど、それでも届かない一歩にファンはどれだけ待ち続けるのか？

阿部監督の自己弁護には笑えてしまうが、一方で「試合は壊れなかった」とリリーフ陣を誉める姿勢は、その分チームとしての一体感が足りない証拠だ。そろそろ「勝ち越しが決まったからって、何の問題もない」では済まされない局面に来ていることを痛感してほしいものだ。

そして、最終的には勝者だけが結果を語れる舞台であることは言うまでもない。 特にプロの世界において、自己憐憫の居場所はないと知るべき時が来ている。

ネットからのコメント

1、これまで若手育成も下手で代わりもおらず岡本やベテラン頼みの打線だったつけが回ってきただけだね。

岡本はいつ戻ってくるかわからないので4番が空席で日替わり。 ベテラン枠の丸や坂本を次々と4番を試したが中々ハマらない。 原監督のときから生え抜き育成もろくにせず外から取ってきた選手と外国人選手のチームになってるからいつか何もできなくなるとOBたちから散々言われていた。他は実質1.5軍のような戦力なので仕方なく坂本や丸に頼まざる得ないという悪循環。 流石に中山に代打長野はびっくりしたけどね。ある意味ベテランにこれまで何もかも背負わせすぎたんだよね。

2、勝たせてあげると毎回言ってるけど、口だけなら退任してもらいたいね。勝たせる気があると言う言葉を信じるなら、最終回のベテラン2連続とか普通しないよ。長野の人柄とかそういった部分は素晴らしいと思うけど、選手として本気で戦力として考えているのかな。中山の打席を奪ってまで使う価値があるとは到底思えない。坂本もお馴染みの力のないフライで初球打ち。ベテランをどうしても使いたいなら、せめて片方にしてくれ。若手もチャンスの場面がピンチのようになってしまってるけど、ここは何度も経験していくしかない。ベテランや中堅がこぞってだらしないんだから、開き直って頑張ってほしい。

3、前日力の差は歴然とか言ってて，3回までに五四死球も貰っても，何の策も講じず，毎度毎度同じ負け方。本当に阿部監督は，ただベンチにいるだけの人。負けた時の言い訳を考えてる。お金を払って多くの人が足を運んでくれているのに無策すぎる。

後は監督が休養を申し出てるしか打開の道はないと思う。

4、巨人から良い選手出てきたなと思っても気が付けばパリーグにいるし、チームとしての方針や編成がかなり下手。リチャードはほんまに必要やったか？阪神にとってもヤクルトや楽天、西武のような無名選手がずらっと並んだ方が怖い。球団が我慢して使い続けてくれるから若い選手も失敗を恐れず振ってくる。