これを見て、ふと頭をよぎったのは、いつまでこの「1票の格差」問題を繰り返すんだろう、という疑問だ。選挙は「平等な一票」のために存在するんじゃないのか?それなのに、毎回選挙後に出てくる「格差が拡大した」という言葉には、もう飽き飽きだ。 最高裁が3回も「合憲」って言ってるからって、現実が変わるわけじゃないんだよ。誰がどう見ても、これは「不平等」を放置しているだけの現状維持。
ここまで来ると、もう笑うしかない。結局、選挙の結果も司法の判断も、数値だけで決められてる。 でも、本当にその数値が正しいのか?本当にこのままでいいのか? そう問いかけたくなる。
「合区」って、どう考えても「一時的な処置」に過ぎない。鳥取・島根や徳島・高知がどうして合区されたのか、それに納得してる人がどれだけいるんだろうか。選挙区の調整に目を背けて、「合区」という名の手抜き作業で済ませるつもりなんだろうか。
選挙は、民意を反映させる場所であるべきだろう。少なくとも、”不平等な民意”を放置する場所ではない。結局、どれだけ声を上げても、格差は縮まらない。今、私たちにできるのは、この問題をもっと深く掘り下げ、無視できない現実として共有し合うことだけじゃないか。
結局のところ、「平等」とは何か、我々は本当に理解しているのか?
ネットからのコメント
1、提訴する人たちって何を求めてるんだろうかね。一票の格差をなくすために区割りを決めた時点で移動の自由を縛るか、全国区にすれば格差はなくなるけど、前者は一票の格差を求めるかわりに他の権利が制限されるし、後者は有名人が勝ちやすく地域の声とかが反映されにくいけど一票の格差がなくなればいいんだよね。あとは実質的に一票の格差は生じるのだから法的に格差を認めるかだね。
2、人口当たりだと格差は出るけど、果たしてそれだけで決めて良いものか。地方切り捨ての観点、どの地域も大切な国土として扱うのであれば、やはり各都道府県に1人は国会議員は居てほしいと思う。その分比例の数を調整して総数を合わせれば良いのではないでしょうか。
3、そもそも、衆議院と参議院が同じような地域代表として存在することが無駄な気がします。衆議院は地域代表として、参議院は世代代表としてもいいのではないか?今回の選挙で見えてきたのは、この国の政治の本質は今やイデオロギー対立ではなく、世代間の対立にあるのではないか?憲法改正が必要となるが、世代を10歳ごとくらいに分けて、それぞれの世代に同じ議席数を与えて長期の政治について議論する場として参議院を位置付けてもいいと思います。
4、合区になると投票率も下がりますね。うまく地方定数をかけるとか方法はないでしょうか。
地方交付税の配布もですが過疎化は問題が多い。確かに夕張のような役目を終えた地区のインフラどうするかとか問題は大きいが過疎地にお宝はない。これも票にはならないが政治判断が求められます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bab76efb225d82bc075243ad48972ae72635451c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]