正直、この記事を読んで、くら寿司には失望しかなかった。
「“日本の味”を守る」とかいう美談に酔って、市場を完全に読み違えたその姿勢、笑えるレベルを通り越してビジネスセンス皆無の自己満足にしか見えない。日本で人気だからって、それがそのまま海外で通用すると思った? だったらなんで台湾では成功して中国でボロ負けなのか説明してみろって話。
一方スシロー、ちゃっかりチャーシュー握りだのフォアグラだの、現地ウケするものをバンバン投入。ラーメンまで出してるの、もはや「寿司屋」じゃねぇ。でもそれが正解なんだよ。「本場の味」より「現場のニーズ」、これが商売の鉄則。寿司を売ってるんじゃなくて、“満足”を売ってるんだよ、スシローは。
くら寿司の敗因? 生魚6割のメニュー構成? 違うね。「こだわり」という名の独りよがりが全てを壊した。グローバル展開するくせに、現地の食文化への敬意も理解もないなら、やらない方がマシだった。
結局さ、日本ブランドが海外で沈んでいくのは「伝統の継承」じゃなくて「変化の拒絶」が原因だ。
“守る”ことに必死な奴は、時代の“波”に飲み込まれる。
ネットからのコメント
1、勿論自分勝手な意見ですが、外国に日本食店をもって行かなくてもいいです。あの人の数に海産物を食べられたら今まで長い間食べれた海産物が値段が上がり、また資源が枯渇。養殖出来ればまだいいですがほとんどは無理でしょう。工業製品は代わりがききますが、海産物はすぐ代わりはききません。これからもお金持ちだけじゃくても魚が食べれる時代が続く事を願っています。
2、くら寿司は日本において、しっかり足元を固めておかないと国内でもダメになるよ。国内でも回転寿司屋が乱立する昨今。昔と違い、客も店を選ぶ時代。くら寿司は誕生した頃からすると、質も雰囲気も落ちていると言うか、時代が止まったまま、アップデートしていない。今や行きたくない店になりつつある。昔の「多少悪くても安いから」ではなく「高くても満足すれば行く。」に変わりつつあるのではないかな。
3、展開の大きな拡大をするなら地域に合わせた出店戦略をするべきって記事だね。日本だって本場の味に近い町中華ならぬガチ中華とかはあるが中国の食文化に合わせた大きなチェーン店があったとして日本に出店攻勢かけたって上手くいかないだろうし、それは他の食文化や食に限らず他国への展開拡大では当然だろう。中国って単語があると他の政治的要素考えがちになるが、経済記事で記事が言いたいのはそういうことだろうと思う。
4、日本における中華料理もある意味では本場とは程遠いものになっているのはザラにあるただそれは日本人の味覚に合わせたアレンジであって食が国境を超えるにはある程度必要悪なものではないのだろうか陳建民いわく「私の中華料理少しウソある。
でもそれいいウソ。美味しいウソ」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/32566d0b96f77595b85776d95cc7d4ae25214a0b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]