人生を生きる上で、私たちはどれほどの「本当」を追求しているのでしょうか。77歳でこの世を去った和泉雅子さん。その人生は、まるで彼女の北極点到達のように、人々の関心を引きつける冒険の連続でした。彼女が選んだ生前葬、なんともユニークで個性的な選択ですね。どこか、冒険家らしい潔さを感じます。それにしても、生前葬を選んだ彼女の心境とは？立ったその場所が北極点でも、真実の自分を見つけることはできたのでしょうか。

彼女の人生を振り返ると、その流れの背後には**「自己確立の冒険」**があったように思えます。映画界から冒険に転じ、そして生前葬の選択。まるで彼女の人生全体が、一つの大冒険の様です。その中で彼女は何を得たのでしょうか？名声？達成感？それとも「自分らしさ」？

我々は、様々な場所で「冒険」をしています。ただし、到達点はそれぞれ異なります。彼女の旅を見て、我々の「本当の到達点」はどこなのか考えてみませんか。さて、あなたは自分の冒険の終着点に何を見つけますか？

ネットからのコメント

1、最近親族の葬式に出たりしたせいか生前葬という言葉が心に響く。もう自分が命が短いという事でそういう事になったと思うが亡くなってからのセレモニーじゃあ何も告げる事も出来ない。

生前葬が出来るならば食事などしながら親しい家族にお礼も言えて自分が生きてきた感想も伝える事が出来る。いいな。

2、三人娘の中で、スクリーンの虚像ではなく、最も人間らしい雰囲気を持った人だった人生を最も両極端な二つに分けて生きた人ともいえる生前葬もしておられたとか、悔いのない人生を送られたのだろう拍手を持って、ご冥福を祈ります

3、お綺麗だった女優時代と、果敢な冒険家時代、どちらの和泉さんも魅力的な女性でした。小学生の頃「犬と麻ちゃん」というドラマを見て、可愛いお姉さん！と思ったのが和泉さんを認識した時でした。厳しい北極圏へ行くために体重を増やし、冒険からお帰りになると頬が凍傷焼けしていましたが、好きなことをされている和泉さんは女優時代以上に輝くような笑顔でした。南極大陸へ行かれる時、チリの最南端から乗った船の揺れ方が物凄かった様子を、ユーモアを交えてお話しされていたのも忘れられません。77歳、まだお若いと思いますが「冒険家で俳優」という肩書に、きっと満足なさっていると思います。どうか安らかにお休み下さい。

4、和泉雅子さんといえば北極点到達の偉業が思い出されるが。やはり山内賢さんとデュエットで歌った「二人の銀座」が一番に思い出される。日活の女優で青春物の映画で見たがとても美しい所作や爽やかなセリフが懐かしい。和泉雅子さんに心よりお悔やみ申し上げます。