この話を読んで、まず真っ先に思ったのは「父親って怖いな」ということ。もちろん、どんな父親でも我が子を守るためなら何でもするだろうし、その感情は理解できる。でも、だからこそ、この「復讐」の話がなんとも胸糞悪い。ジョディの父親ゲイリーの行動は、一見して正当化されるべき感情に見えるけれど、その行動がどれほど暴力的で危険なものかを無視してはいけない。
でも、みんなこれをどう感じるだろうか? **「父親なら当然だろ!」**って思う人もいるだろうけど、冷静に考えると、この復讐劇が示すのは、感情的な行動がもたらす破滅的な結果の恐ろしさだよね。父親としての感情に駆られて命を奪ってしまったゲイリー。しかし、その結果、息子の心には深い傷が残った。ジョディが成人してからも、父親の行動を理解し、受け入れるのに時間がかかったのがその証拠。
「正義は暴力ではない」。どんなに強い感情に押し潰されても、復讐の先に本当の解決はない。暴力の連鎖を断ち切ることこそが、本当の勇気ではないか? たとえ、それが「父親としての愛」による行動であっても、結果として誰も救われないのは明白。
ネットからのコメント
1、コーチや監督がすべてのような、マインドコントロールで、悪いことをされても正しいと思い込むようになった子供達は、たくさんいると思います。
その中で被害に遭い、親は信じて預けた人に裏切られ、子供をひどい目にあわせられたら、この父親と同じ思いになるでしょう。大人同士なら抵抗して正当防衛になるはずが、子供だと泣き寝入りです。仕返しと同様の罰則を法律でつくれば、被害者も少しは、救われると思います。
2、私もコーチから性加害を受けました。中高生の時です。誰にも言えず、大学進学後、鬱になり自殺未遂を繰り返しました。両親は私のために動いてくれ、犯人は逮捕されましたが、3年8ヶ月で出てきて、またコーチをしています。日本ってこれでいいのですか。
3、この父親に深い同情が集まったのは理解出来るし陪審員にもその影響があったからこのような判決になったのだろう。これが日本ならどうなったのだろうか。もちろん情状酌量はされるのだろうけど執行猶予がつくのかは分からない。日本の裁判員制度でもこれくらいの判断をしても良いと感じる。
4、立派な父親だと思います。今あちこちの国で、国を守る為に拳銃を持ち、人を平気で殺しています。戦場では人を殺した数だけ仕事した事となり評価されます。この親は子供を守る為に戦った結果です。子供の仇をうった親としては立派な方です。この様なケースでは殺人でも3年くらいで刑務所から出してあげて欲しいものです。私も同じ立場なら同じ事をするかも知れません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9978a8a34d6bf7e46f2ad1ec17c73fd6c968de3b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]